大塩湖で残りガモ
2017年 03月 13日
カモの羽毛が濡れないのは、皮脂腺からの油を羽毛に塗っているため。
で、皮脂腺が写っていたので↑の写真を部分拡大した。
こちらはホシハジロの女のコ。
女のコは一層おしゃれには余念がない。
こちらはオカヨシガモのカップル。仲よしガモって言っても過言ではない
今日、岸辺にいるカルガモを観察していて「んっ!」と思ったことがあります。
カルガモが水中にくちばしを浸してから、何度も毛づくろいをしていました。
最初は偶然かと思っていましたが、何度も何度も、なんなんでしょう?
この皮脂腺はどの鳥もみんなあるはずで、特に水鳥は発達しているようです。
カルガモの件は、たぶん口の中に残った汚れを洗い流してから羽繕いをしているのかと。
鳥の羽毛は生えてくる時に莢に包まれて出てきて、自然に先から莢が崩れて脱落してゆくのですが、
羽繕いの際、口にその残骸が残ってしまうこともあって、口をゆすいでいるのではないでしょうか。
換羽期とか幼鳥には良く見られる行動ですね。
普通の鳥は、くちばしの先端が細いので、口の中まで汚さずに羽繕いが出来て、
ゆすぐ手間が省けるのでしょうね。