三ツ寺公園の水鳥たち~在庫から~
2015年 11月 21日
もう散っていた上に天気も悪く、絶不調だった。
で、晴天の日に撮っておいた、在庫の三ツ寺公園の水鳥たちに、
ピンチヒッターを務めてもらうことにした。
アメリカヒドリとヒドリガモのミックスオスは、
去年も見られたけれど、同じ個体らしい。
まだエクリプスから冬羽への移行中で、完成したら去年の写真と比べてみたい。
去年もヒドリガモとペアーを組んでいたし、今年も2羽でいることが多い。
彼女の方は写真合わせをしても、おそらく解らないだろうな。
いずれにしろ、個体識別のできるコがいるのは貴重だ。
同じことは、スズガモメス似のキンクロ・メスにも言える。
キンクロハジロのカップル。左がメス。
これはキンクロハジロのオス。まだ脇の白は未完成。
ホシハジロは、じわじわと数が増えだした。でも、微々たるもの。
キンクロ・メスが潜る瞬間を、正面から。
ヒドリガモのオス。冬羽への移行が特に早い個体。
去年も来ていたアメリカヒドリとの混血。
上のと同じ個体。
まだまだ少ないハシビロガモ。このコはメス。
ここでもオオバンは例年より数が多い。
今シーズンのカイツブリは、やけに警戒心が強まっている。
でも、たくさんの水鳥たちが遊んでもらえて
混血の子もいるんですか!
なんか、ハーフっぽいお顔してますね(^-^*)
紅葉はちょっとしたタイミングのずれで、ガッカリすることも多いです。
その点水鳥は、マンネリさえ気をつければ撮るだけなら外しませんね。
混血も、繁殖地で混じり合ってしまうと、いろんなタイプが生まれてしまうとか。
「種」とは何か?興味深い事柄です。
鳥さんそのものは主題ですけど、水面の表情も添景として重要と、
そんなつもりで写しているので、理解していただけるとうれしいです。
よく晴れた風の無い日、遠くからの緩やかなうねりのような波がくると、
1枚目のような水面になります。
昨日もここに行ったのですが、風が強くて邪魔なうるさい波になってしまいました。
この池は水質自体はあまり綺麗ではなくて、
それでも水面に近い位置から撮れるので、空や周りの写り込みでカバーしています。
建物のベージュの壁とか、枯れかけたマコモの葉とか、紅葉も時期には使えますね。
ミックスのコは、これから鱗状の褐色の部分が抜け落ちて、すっきりしてくるはずですね。
レンズは150~600mm手持ちです。