箕輪城跡の生き物
2015年 05月 01日
ホソオチョウは前日より更に増えていて、乱舞状態だった。
むろん飛んでいるのはオスばかりで、パタパタしないから優雅に見える。
メスを探してみたけれど、どこかに避難しているようで見つけにくい。
そのうちに突然、
大きなオスが、小さくて茶色っぽいオスにまとわりつき出したりする。
メスを探してもいないものだから、メスっぽいオスで我慢しようというのだろうか?
必死で草むらの中に逃げ込もうとしているオスと、
なおもしつこく追いかけるオスが、不毛な努力を続けていた。
虫の世界にも色々あるんだね。
てなことで、もうホソオチョウはいい加減に切り上げて、後は他を撮ってみた。
オスの数が多すぎで、欲求不満のオスは、メスっぽいオスに迫っている。悲痛だね、どちらも。
やっぱり、ウマノスズクサがあればジャコウアゲハもいた。
ツマグロヒョウモンのオスが、ハルジオンにやって来た。
ハナイカダの葉っぱにアマガエルがいる。胸元に蕾が見える。
タンポポの花の上に、ヤブキリの幼虫。少し生長した。
ハルジオンの花を食べているの!? ハナムグリの一種。
ここにはウラシマソウが群落になっているところも。単生を探して撮った。
キュウリグサとよく似た、ハナイバナ。
まるでアスパラガスのように伸びたウマノスズクサに、ホソオチョウの卵かな?
四つ葉より更に1枚多い五つ葉クローバーも見つけた。
四葉も見つけたことがないのに五葉のクローバーですか!
こちらではハナイカダの花はすっかり咲きました。
黒い蝶は見かけていますが動きが早い早い、写せません。
四つ葉とかそれ以上の葉数のクローバーは、
半日陰で生育の旺盛な株で見つかりやすいと思います。
この城跡は、今年になってから訪れたばかりなので、
新発見が多いです。
韓国から拉致されて日本に放されたホソオチョウ、
逞しく分布を拡げているようですね。
卵の数にはビックリですよね。
葉数の多いクローバー探しは、いい年こいたオッサンには、
不似合いかも(^^;)
でも好きなんですよね。
カエルちゃんは保護色に自信があるのか、
近寄っても逃げませんでした。見つかっていないつもりのようです。
幼虫!! そうですよね、見てみたいですね。
刈り払い機でバリバリ刈り取られていなければいいなぁ。
目、最近はどんどん衰える一方です(>_<)