希少種・カトウツケオグモに出会った
2014年 10月 15日
あまり期待しないで、ツチグリでも撮れればいいや、ってな感じでお気楽に。
ちょっと薮に入ってみると、コウヤボウキとオケラを見つけた。
コウヤボウキの方はすでに花の時期は過ぎていたが、オケラはちょうど盛りだった。
風が強いので、辛抱強く揺れが少しでも治まるのを待っていた。
何気なくオケラの葉を見ると、ハトの糞みたいなものが載っていた。
もしかしたらクモ!?半信半疑で確認すると、やっぱりクモだった。今まで見たことのないやつだ。
やっぱり暗くて風が強く止めるのは大変だったが、とりあえずパシャパシャ撮っておいた。
家に戻って図鑑で確かめると、カトウツケオグモという希少種だった。その、メス。
偶然だけど希少種に出会えるなんて、凄いラッキーだ。
斜め後ろに回り込んで撮ってみた。全然動じないようだ。
これがそのオケラの花。春の若芽は山菜として美味しい代表。
アップするとこんな感じ。独特なトゲトゲをまとっている。
似ているけれど違う属のナガバノコウヤボウキ。花期は過ぎてしまっていた。
ヤクシソウは案外写真にするには難しい。これは好条件だった。
ツチグリは時期を外したようで、残骸はたくさんあった。
羽化直後らしいウラギンシジミ♂。まだ全然傷んでいない。
最近発見されたというヒメオンブバッタのようだ。
ここの住ニャンかな?ちょっと怖がったけど、逃げないでいてくれた。
普通のコウヤボウキはこちらではこれからだと思っています。
こんな形のクモもいるのですね。驚きました。
ツチグリは面白いです。一度見てみたいと思います。
もちろん初めてみます。
どこかカニグモのような、それもモヅクガニのような
荒々しさがありますね。
ヤクシソウはきれいに撮れていますね。
オケラの花、まだみていないので探してみてみたいです。
こちらの方はコウヤボウキはナガバばかりを見ます。
他の場所はまだ見ていませんが、ここはもう終わっていました。
秋が早く進んでいるのかも。
カトウツケオグモは希少種とのことで、もちろんボクも初めて出会えました。
ツチグリ、気まぐれに出てくるキノコですね。
カトウツケオグモはカニグモ科だけあって、
カニに似ていますね。
この日、ここに行っていなかったら一生出会えなかったかもしれません。
オケラは今が花期なので、
林道の縁の日当たりの良い所を探せば見つかるかもしれません。
花の形は独特なので、あればすぐにそれと分かります。
みつかるといいですね。
聞きなれないので図鑑で見てみました。なるほど、希少種なのね。
でも、クモはジョロウグモ以外はよく識別できないので、私にとってはみな希少種です(^_^メ)
やっぱり、よく知っている人には、目に付くのでしょうね。
オケラ、コウヤボウキ、今年は出会えないままでした。
いい花ですよね。日本の植物!という風で。
カトウツケオグモは、オケラの花が簡単に撮れてしまっていたら、
たぶん見つけられなかったと思います。
風が弱まるまで待っている間に見つけたもので・・・・。
オケラは子供の頃はよく食べたものですが、
最近は山が荒れてめっきり見られなくなってしまいましたね。