お稲荷さんとヒガンバナ
2014年 10月 05日
そこには、境内や周辺にお彼岸頃になるとヒガンバナが一斉に咲き誇って、
いつもの地味なたたずまいが一瞬だけ華やかになる。
何となく撮っていたそのときの写真を、せっかくだからお蔵入りにせずに出してみた。
蕊にピンを持ってきて、花自体はアウトフォーカスにしてみた。
ソメイヨシノの黄色い落ち葉を載せている花も………。
赤い花の中に、少しだけピンクの花も混じっていた。
ピンクの花は寄ってみると白い覆輪だった。
ヒガンバナは花茎もきれい。茎越しの花をぼかして入れた。
石垣の上のを下から見上げて撮った。黒っぽいのは鳥居。
陶製の狐がたくさん納められている棚の前にもヒガンバナが咲いている。
社に向かって右側の狐の石像。狛犬でなくて狐が稲荷らしい。
こちらは左の狐。右下隅にかろうじてヒガンバナが入った。
行儀が良いですね。
たまにへそ曲がりを見つけると喜んで写したりします。
ソメイヨシノの虫食い穴に花の蕾が入って成長したのに
花が開くことができずにいたので、葉っぱを取り除いたら
ゆっくり花開いてきました。
みんなと違ったことをしているのを集団のの中に見つけると嬉しいのは、
ボクとも似ています。
素直の芯が少しずれていたりして(^^;)
それでも、花を開かせるために葉っぱを取り除いてあげる優しさには、
心が温まります。
さりげない優しさにはオッサンも胸キュンです。
緑の茎の隙間からのアングル、私も狙いましたが、イマイチでした。
トップのコムラサキの背景も素敵です。
もう少し、引いて撮ってもいいかなと感じましたが…(^_-)-☆
ヒガンバナはちょうど良い時期が意外に少なくて、切り取り方が難しいですね。
トップのも窮屈になってしまいましたけど、
これ以上引くとよけいなものが入り込んでしまって・・・、
見苦しくなってしまうんですよね。
ともあれ、ボクは窮屈な写真にしたがる傾向はあります(>_<)