ウラギンシジミの幼虫など
2014年 08月 20日
あまり収穫は期待できなかったけれど、一つだけマイ新発見があった。
イモムシの本で、クズの花に擬態しているウラギンシジミ・幼虫を知って、いつか見たいと思っていた。
おりしも、そこにクズがたくさん茂っていて、花も咲いていた。
ふと、手近にあった花に手を伸ばし「本だと、こういうところに潜んでいるんだよなぁ」
とツイートしながら触ってみた。
えっ、妙な感触。植物じゃないよ!! 改めて良く見れば、それこそ求めていたその物。
花穂に付いていたのが花ごと手の中に落ちてしまったので、タオルに置いて撮った。
できれば擬態しているところも撮りたかったのだが、もう無理。
撮影後はそっと近くの花のところに帰ってもらった。
そのくらい、見事な擬態だったということだ。
その花。ワカバグモがちゃっかり潜んでいる。
ナガコガネグモはお盆を過ぎる頃から、急激に大きくなるようだ。
カーブミラーに住み着いていたジョロウグモ。
ヨウシュヤマゴボウの花は、最後の方が咲いている。けっこう可愛い。
擦れてきているダイミョウセセリ。白点は鱗粉なのではがれて落ちることもあるようで、表面は地が出ている方が多い。
タオルの上に置いたウラギンシジミの幼虫。後で調べたら、左が頭だった。
どっちが頭か分からないので、とりあえず撮ってみた。突起のある方がお尻。この突起からブラシ状の突起を出すそうだ。
これは裏っ返し状態。右が頭で、まだクズの花に食らいついている。
これがウラギンシジミの幼虫なのですね。
初めて見ました。
クズの花に近くだとウラギンシジミを見る機会も
多いということでしょうか。
このところウラギンシジミを見る機会が多いな・・・、
と思っていたのですが、食草が主にクズだと知って納得できました。
これ、本当に分からなかったです。
たまたま触ったのが幼虫だったという偶然に感謝です。
成虫になるとしっかり撮るのは大変ですよね。
出逢うチャンスの割に月並みなのしか撮れずにボツの山です。
本で見て、いつかは本物を見たいと思いながら、
クズの花を見るたびにチェックしていました。
たまたま、何気なく触れてみたのが幼虫でビックリしました。
願っていると叶う見本のような出逢いですね。
成虫は家の庭でも見かけますが、採用できるような写真は撮れていません。
この頃、ウラギンシジミはよく見かけるんですよね。
我が家の庭にも時々やってきます。
クズが多量に生い茂っていて、食草には困らなかったのですね。
納得できました。
単体で見ると擬態に見えないのですが、花に紛れていると全く分かりません。
進化の妙ですね。
h6928さんてばイモムシの本を愛読なさっているのですね。
ああ〜、コアだわあ〜。
ウラギンシジミの幼虫って葛にいるのですね!
カメムシばかり目についておりました。
でもこれはハードル高そう。見つけられる気がしません。
きっと一つ見つけると見えるようになるんでしょうね。
折しも今日ベランダのカタバミに初めてヤマトシジミの蛹を見つけ、
あまりの小ささに感動しました。
そして昨日は義母の庭のカラー(サトイモ科)にセスジスズメガのどでかい幼虫がいて鳥肌がプツプツと立ってしまいました。
「ぐりこさん、あれってアゲハの子?」などと言う義母が幸せちゃんに見えました‥‥。
イモムシって知れば知るほど面白いものですね(^^)v
この、ウラギンシジミも、突起から花火みたいなブラシみたいな・・・
更なる突起を出すそうですよ。
今回、あらためて調べたらそう出ていました。
次に見つけたときの課題が出来ました。
ヤマトシジミの蛹、良く見つけましたね!!ボクはまだ見ていません。
セスジスズメの幼虫って、迫力がありますよね。
目玉模様の虹色もきれいだし、ちいさいときとの愛らしい姿も良いですよ。