榛名神社付近で(5/14)
2014年 05月 16日
たまたま気が向いて行ってみたのだけれど、
不信心者としては恐れ多いので参道から逸れて登山道を歩いてみた。
標高は800mくらいあるのだろうか、けっこう涼しいが、
急な上り坂を歩いているとすぐに汗が噴き出してくる。
天気は曇りで、時折薄日が見えれば良いくらい。
汗をかいて呼吸が荒くなると、決まって不愉快な虫たちが寄ってくる。
写真に撮りたい虫にこそ来て欲しいのに、上手く行かないものだ。
そうして撮れたのが以下の写真たちだ。
ふきのとうの雌花には、こうしてキク科らしい種が出来る。
カメバヒキオコシの葉っぱは、カメさんがいくつもいるよう。
シロバナエンレイソウとそっくりなのだが、ここのは紫色が混じっている。
ヤグルマソウ。これは透かして撮ると葉脈が分かっておもしろい。
ウリノキの萌えだした若葉。逆光に映える。
山で見るハウチワカエデは、ことのほか美しく、山に似合う。
左手前のぼけはヤマツツジのつぼみ。たくさん咲いているのはトウゴクミツバツツジ。
ヤマブキも今頃が見頃になっている。
こんな形の奇岩がけっこう見られる。地震で崩れないか心配になる。
この岩の下だけは歩きたくないですね。
ひと汗も一気に曳いてしまいますでしょ。
背筋がぞーっとするような岩は遠くから眺めるだけにしたいです。
カメバヒキオコシの葉っぱは、本当にカメさんのようで笑えます。
わざわざ尻尾が付いている意味はあるの?って訊きたくなります。
進化の妙なんでしょうね。
本殿の上にのしかかっている岩は、もっと怖いです。
先の大震災の際にも落ちなかったので、安心でしょうが、
マジ、怖いです。
標高が高いから草花も凛とした輝きがありますね。
ハウチワカエデはホントに山にお似合いです。
昆虫を撮るのに虫よけスプレーは使えないですよね。
でも、私は時々使います。
ブヨは大の苦手です。
標高が高いとそれだけ春が遅く秋は早いですね。
それだけに、今頃は若芽や遅咲きの花が綺麗です。
虫も正体不明な吸血昆虫がいて、いつの間にか刺されていました。
かゆいです。
いつ崩れるか・・・
カメバヒキオコシ、ウリノキ、ともに日光植物園で見られなくなっています。
どこか別の場所にはあるようですが・・・・
楽しい散策?登り?でしたね。
榛名神社付近はこうした岩がいくつもあって、いつ崩れるか・・・
近寄りたくないですね。
ウリノキやカメバヒキオコシは、榛名山系にはけっこう普通に見られます。
麓とはちょっと違う雰囲気があって、
まだ藪も茂っていないので今は歩き頃です。
吸血昆虫さえいなければ最高なんですけどね。