長純寺の奪衣婆など
2014年 04月 03日
話を聞いて何度か行ってみたが、確かに怖かった。だからそうちょくちょくは行く気にならない。
今回、たぶんお寺だからサクラが咲いて綺麗だろうと、怖いもの見たさもあって訪ねてみた。
その怖い石像とは、奪衣婆(だつえば)と閻魔様だとのことだった。
奪衣婆は、三途の川の傍にいて、亡者の衣類を剥ぎ取って、
衣領樹(えりょうじゅ)という木の上にいる懸衣翁(けんいおう)という老人に渡す鬼婆だとのことだ。
懸衣翁が受け取った衣類を衣領樹にかけて、その枝のしなり具合で罪が決まり、
閻魔様の裁定のときには二人も立ち会うので亡者は嘘の申告が出来ないという。
そういう鬼だからこそ、この不気味さも納得できるというものだ。
山門の少し手前に、両側に地蔵様と観音様、中央に閻魔と奪衣婆の座像がある。
さらに寄ると不気味さがより強烈に伝わってくる。右閻魔に左奪衣婆。
これが奪衣婆。長い髪、垂れた乳房、立て膝が必須要素とか。
閻魔大王の石像。近くで見るとさすがに迫力満点。
山門の向こうには、咲き始めたばかりのサクラが鮮やか。
山門をくぐって更に見上げると大きな枝垂れ桜が・・・。
長野業政公墓所と寺の顛末に関する説明板。
これが、長野業政公の墓。驚くほど質素。
墓所から下りてくる途中から見たサクラ。
こんな色のミツマタが咲いていた。
桜を見に行くと石造も見えてしまいますね。
↓ の枝垂れは色や咲く時期も微妙にずれていて、
楽しめますね。
枝垂れ桜は、ソメイヨシノより咲くのが早いのでしょうか。
⬇のカタクリの群落と枝垂れ桜が綺麗ですね~♪
綺麗な桜の咲いている場所は、お寺や神社が多くて
灯籠や狛犬などの石像はよくみかけますが
三途の川の奪衣婆と閻魔大王の石像は、初めて見ました。
ちょっと不気味だけどいい雰囲気で何故か好きな写真ですね~♪
赤いミツマタも綺麗ですが、珍しいのでしょうか?
もっと怖い顔をしているかも。
いつか彼岸花と一緒に写してブログアップしたことがあります。
長純寺はかなりの歴史があるお寺のようですね。
赤いミツマタは園芸種だそうです。
しだれ桜は多いですよね。
以前行った、秩父の春も桜が多かったです。
閻魔大王は聞きますが、奪衣婆は始めて聞きます。
三途の川も簡単には渡れないのですね。
昔の人はこんな怖い石像を安置して
現世の戒めにしたのでしょうか・・・。
場所によっては木彫りのもあるとか。
枝垂れ桜は、そう、やっぱりソメイヨシノより少し早咲きが多いようですね。
でも、場所によってはまだ咲いていない木もあるし、色々あるんでしょうね。
サクラの咲く頃、カタクリも咲いて、一気に春を告げてくれますね。
奪衣婆と閻魔は、関東ではけっこう見られるそうです。
ネットで検索したら、色々不気味なのが出てきました(>_<)
ここのよりもっと怖いのも・・・
赤いミツマタは、konekoさんに園芸品種だと教えていただきました<(_ _)>
奪衣婆がkonekoさんの散歩コースにもあるのですか!?
もっと怖いなんて、見たいような見たくないような・・・。
ヒガンバナといっしょなんて、興味が出てきてしまいます(>_<)
長純寺は中まで入ったのは初めてで
珍しい見たことのない植木もありました。
赤いミツマタのこと、教えていただいてありがとうございます(^o^) 。
お寺や神社には古い樹木が多くて良い雰囲気ですよね。
サクラやツバキの大木も花盛り。
その割に人も少なくて落ち着けます。
今、ちょっとした地獄ブームですか?
雑誌とか漫画で取り上げられていますね。
何やら難しい漢字がいっぱい登場です(>_<) 。