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星の小父さまフォトつづり

写真を中心とした気ままなミニエッセイ風


by h6928

   早春の花と、素人の杞憂も


昨日の記事では「後で」と書いた武蔵丘陵森林公園の残り分は、
やっぱり後になるとまとまりが無くなりそうなので、
今回を続編にした。

今回は梅園のウメの花が妙に元気がなく、樹勢が全体に衰えているのが気になった。

初めてここで梅の花を見たときは、
枝が混み合ってメジロが来ても撮れないほど、と記憶している。

それが今回は樹の本数も減って日当りが良く花もスカスカ。
小枝や、ウメ特有の徒長枝も極端に少ない。

ふと気づくと、看板が出ていて「樹勢回復に努めている」とか。
なるほど、かなり努力はしているようだ。

それで、一昨年の秋に訪れたときに見た光景が、気になった。
信じられないほどたくさんのナラタケモドキが
この梅園のウメたちに発生していたのだ。

このキノコって、樹を徐々に弱らせて枯らす「病原菌」のはず。
放っておけば年を経るごとに枯れる木が増えていくだろう、
ってその時心配したものだ。

も、プロが管理しているのだから・・・素人の杞憂でなければいいのだけれど。





   原種シクラメン・コウム。林床に咲いているとスミレみたい。
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   やっと見つけたミスミソウの花。撮れる位置のはこれ一輪だけ。
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   フクジュソウがみんな揃って太陽の方を向いている。
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   梅園が拍子抜けするほど樹の本数が減っていた。これはたくさん咲いたほう。
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   なんかスカスカで寂しい梅の花。もしかしたら「ならたけもどき病」?
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   若い枝が出なくなり花付きも悪くなる。そんな症状にぴったり。
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   ナラタケモドキの菌糸が根に取り付いて、数年かけて弱らせ、枯死させるとか。
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   一昨年の9月、梅園で夥しいナラタケモドキが発生していた内の、一部。
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   沼では午後のひと時、マガモたちがのんびりとまどろんでいた。
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Commented by koneko3y at 2017-02-17 21:21
続けて載せていただき、感謝です。
私も今年の梅林を見て拍子抜けしたように感じていました。
周囲がこんなに明るかったっけ~と。
やっぱりそうだったんですね。
Commented by h6928 at 2017-02-18 10:00
konekoさん こんにちは~☆
やっぱりそう感じますよね、あまりにも日当たり良好で。
初めて訪れた人には分からないでしょうけど、
ちょっと昔を知っているとあまりにも寂しく・・・。
もしナラタケモドキが原因だとすると、根や土から対策を施さないといけないみたいです。
少なくともこれ以上寂しくならないことを願っています。
by h6928 | 2017-02-17 18:27 | 季節もの・早春 | Comments(2)