まだ梅雨中の箕輪城跡で
2016年 07月 17日
ふたりのため、世界はあるの。
お疲れ気味の翅を休めている、ヒメウラナミジャノメの♂。
お腹のオレンジ色が後ろ半分の、クロマルハナバチ。
まもなく成虫になれそうな、ショウリョウバッタ女子。
今年の初セミ撮りは、まだ空蝉の隣にいたニイニイゼミ。
こちらには、アブラゼミの空蝉が。
ラブラブなふたりと、隙を窺うあぶれオス。マメコガネではよく見る光景。
今年は早い?ヤブランの花。
夏らしく、オニユリ。チョウは来なかった。
スイカの雄花。去年の落ちこぼれスイカの子みたいだ。
昨日の散歩コースで木の幹にたくさんついていました。
乾いた泥がいっぱいついているように見えましたが、
アブラゼミの抜け殻は綺麗なように見えました。
同じ場所でどうしてかと疑問です。
雨が多いこともあり、やぶ蚊やブヨがいつもより活発なようです。
撮影には苦労しますよね。
何気なく見ているショウリョウバッタ、私には雄雌の区別がつきません~^^;
庭には這い出た穴がいくつもあき、クマゼミが煩いほど鳴きます。
だんだん少なくなってきましたが・・・
トップ~3枚目のチョウの写真、素敵です。
ニイニイゼミは、幼虫の時はジメジメした土が好みとかで、
出てくる時に泥が付いてくるそうです。
最近はそういう土に根を張る木が少なくなったので、減少著しいそうですが、
抜け殻がたくさん見られるって羨ましい環境ですね。
同じ地域でも、乾燥気味のところにいるセミの幼虫は、
土がついていない状態で出てくるそうです。
お相撲さんには、ニイニイゼミは嫌われるかもしれませんね。
夏のセミではニイニイが一番早く鳴きだして、アブラやミンミンが鳴くと夏本番でした。
ヒグラシもニイニイに次ぐくらい早く鳴き始めたのに、
この頃その鳴き声を耳にしなくなりました。そちらにはいないのですか!?
クマゼミは、一度だけ県内で声を聴いたことがありますけど、
まだ定着はしていないようですね。
温暖化が進めば、その内・・・ヤバそうですね。
今日は晴れて暑くなりそうです。
ジメジメも嫌ですけど、猛暑日も困りますねぇ~。
たくさんいてほしい虫はなかなか見なくなってきたのに、
いてもらいたくない虫はちっとも減ってくれませんね。
ショウリョウバッタの雌雄は、
大きさが全く異なるので、見分けるのは楽な方だと思います。
一番大きなオスでも、一番小さなメスより断然小さいですから(^^ゞ
子供のころ見た図鑑では、ショウリョウバッタのオスが
「チキチキバッタ」と載っているのがありました。
図鑑でも別種扱いされるくらい、違いが大きいです。
クマゼミは、まだ県内では一度しか声を聴いていませんが、
千葉県辺りまでには分布が広がっているようです。