寒の戻りのカタクリの里
2016年 03月 26日
一緒に生えているアズマイチゲも、寒いのか花を窄め気味にしている。
バリアングルモニターで見ながら、カメラを差し出して撮る。
大方は中途半端に咲いて、寒風に耐えていた。
まだこれから咲こうというものも。
何とか頑張って、花の中のサクラ模様を撮れる位置を見つけた。
こんな状況で咲いていた。光はあるのに、寒風が花を揺さぶる。
クマシデの雄花だろうか?木漏れ日に輝いてきれい。
痩せ地に生えたシュンランは、花も少なく華奢。でも健気に咲いている。
ジュウニヒトエは、キランソウみたいにまだ地に伏していた。
歩いていけるカタクリの群生地の開花状況は
まだ一分咲らしく、なかなか進みません。
住宅地にあるカタクリの群生地はいつも他より遅いですが、
今年もそのようです。
せっかく咲けるようになっても寒くては、きれいな姿は見られませんでした。
春も一進一退ですね。
おおよその花はそちらの方が早いのに、
少林山達磨寺の境内で咲いていたのはよほど好条件だったのかもしれません。
植物もその場所場所で条件に合わせて生きているんですね。
それにしても、寒は戻らずにさっさと行ってくれれば・・・・です。
これから撮影する機会があるかしら。
群馬暮らしだと、どこへも渋滞なしで、車で行けていいですね。
健気に迎えてくれましたね。佐保姫の使者。上州の冷たい風、実感があります。可哀そう。
このところ春と冬が行ったり来たりで落ち着きませんね。
カタクリなど佐保姫の使者も寒さに困っていそうです。
日差しや気温の変化に微妙に反応して対応している花たちは、
やっぱりいい条件の下で撮ってあげたいですね。
この日、ここでは、けっこうカメラマンさんも来ていても、
出入りが頻繁でした。