月並みだけど、カモづくし
2016年 02月 15日
「そうだ」と言うのは、実はボクの居住空間では実感がなかった。
朝から暖かで雨は降っていたけれど、風は強くはない。
雨が降っている間は出そびれていたけれど、
午後には晴れたので、近場の三ッ寺公園で撮ることにした。
気温が23℃くらいの暑いような陽気になり、
やはり遠出を控えていたらしい人たちが公園に繰り出してきて、
いつになくにぎわっていた。
こうなると、人慣れした鳥しか近くに来ないから、
同じような被写体ばかり撮る。
そんなわけで、今日はカモづくしにー。
陸上でのんびりとストレッチしている、たぶん美女。
カップルでも区別が付きやすい「ふたり」。手前がメスで奥がオス。
羽色全体に黒みが少なめで、尾羽もコントラストが弱い、女らしいメス。
背中、腰、お尻、と黒いところに、尾羽の外側の白さが目立つ、男らしいオス。
こちらはヒドリガモ男子。水の揺らぎで水鏡の変化がおもしろい。
こちらは、同じく女子。
近くの民家の壁の色が映り込むと、一風変わった味が出る。
同じ条件で、こちらは女子。
思いっきり逆光でも、あえて撮ってみた。
キンクロハジロ女子は地味だから、せめて動きは派手に。
違いがわかります。
キンクロハジロが「どうだっ!!」という風な顔が
男の子っぽいです。
見ていると楽しくなります。
こちらでもお馴染みのカルガモさん、
私にはどれも同じに見えて、区別がつきませんでした。
こうして詳しく見せていただくとなるほどと思いました。
今度、参考させていただき、綿密に見てみようと思いました。
いつも背景も計算され、クリアなお写真、感心します。
カルガモの性別は、なるべく違いのはっきりしたのを選びました。
実際に野外で見ると、曖昧なのも多いです。
女っぽいオスや、男っぽいメスなどもいるようです。
キンクロハジロは、金色の目が自己主張していますよね。
カルガモは他の大部分のカモと違って、雌雄が一年中似た色のままですよね。
図鑑を見て違いがあることに気づき、以来、よく見ています。
それでもまだ、紛らわしいのも多くて厳密には判断できないのも多いです。
背景はけっこうこだわっていまして、
そのためにチャンスを逃してしまうことも多いのですが・・・。