くらぶちの郷
2015年 10月 14日
稲刈りは安中より遅いようで、稲架に架かっているのは多かったけれど、
まだワラボッチは全く見られなかった。
田舎道は(一応国道なのだ)狭い上に、日中はそれなりに通行量が多いから、
簡単に止めて撮れないので、フラストレーションがジワジワ溜まる。
もう一度くらい、ワラボッチを求めてリベンジしてみたい。
旧・榛名町の家並みを過ぎると山ばかり。さらに奥に開けた旧・倉渕村の田園。
国道から見下ろすと、真ん中に烏川が流れ、その両脇に田が作られている。
玉垣の並ぶ烏川の堤防。その向こうは川で、さらに奥にまた田圃がある。
家並みのあたりは国道が通るメインストリート。
稲架に架けられたばかりのイネは、どことなく緑色が残っている。
小さな神社の鳥居も見える。
乾燥の終えたイネを、老人が脱穀機で忙しそうに脱穀作業中。
風の道を遺すように倒れたイネは、刈り入れが後回し。人力で起こしてから機械が入る。
人力で起こしてから機会で刈り取るのですね。
たいへんな労働ですね。
でも、水につかってしまい収穫できなくなってしまうよりは
まだ救われますね。
最新鋭の大型コンバインの中には、
倒れたイネも何のその、上手に刈り取れるのもできているとか。
田舎の大型機械の入らない田圃では、長い竹竿で起こしながらの重労働をしています。
確かに、全滅してしまったら一年の苦労が水の泡ですから、泣くに泣けませんね。