オオチャバネとイチモンジ
2015年 08月 26日
イチモンジセセリとオオチャバネセセリだ。
図鑑で区別点が載っているのは、無難に以下の通り。
①イチモンジセセリは裏翅の白斑が直線に並ぶ。
②オオチャバネセセリは、その白斑がジグザグ。
とまぁ、大方はそう書いてある。
もう少し詳しいのもあるけれど、
この①②では割り切れない中間型とか、すごく紛らわしい個体もいる。
今までボク自身が自信を持って判定したつもりでも、
実際はどうだかなぁ・・・だ。
で、今まで撮ったものの中から、いろんな資料を参考にして、
自分なりの判定の基準を求めてみた。
それが以下の3+3=6枚の写真だ。
オオチャバネ3とイチモンジ3。
その下の6枚は、一応それぞれ3枚ずつ選んで、バラで載せてみた。
クイズというほど大げさなものではないので、お楽しみをー。
左↑、この白斑は3つ確認できる。右↑、ジグザグな並び。丸みがある。
左↑、触角がイチモンジより長い。右↑、その分写真は目が小さく見える。
左↑、白いアイリングが愛らしい。右↑、この白斑が8つ数えられる。
ここから3つはイチモンジセセリ
左↑、アイリングはほぼ無い。右↑、ほぼ直線で並ぶ白線。角張る傾向。
左↑、触角が短いから目が大きく見える。右↑、この白斑は不鮮明か無いことも。
左↑、白斑が5つから7つ。右↑、触角は目の直径3つ分くらい。
さあ、では以下の例題を、あなたならどう仕分けるでしょう?
#1
#2
#3
#4
#5
#6
すごい〜!参考書のように解説してある〜。
勉強させていただきました。
が、出来が悪いのでちっとも頭に入ってきません。
1.2.5.6がオオチャバネさんで、3.4イチモンジさん??
進級できなかったらどうしましょ。
触角の長さは写真の向きによって長いか短いか判断できないし、
アイリングも必ずしも鮮明でないみたい。
#1、#2、#6はオオチャバネセセリ、#3、#4はイチモンジセセリでしょうか。
#5は触角が長く見えるけれど、アイリングは不鮮明、白斑は3つと見るか、4つ?
白斑は角ばっているようにも見えます。
ごめんなさい。
どうも不出来な生徒です。(>_<)
やっぱ、難しいでしょう!?
個体差もあるし、写真の角度も見え方が違うし、
羽化したてと擦れているのでは違うし・・・、
裏翅の白斑って剥げ落ちてしまうのもあるようだし・・・、
悩ませてくれるんです、このセセリたち。
ボクなりの回答は、今日の更新時に載せたいと思います。
進級なんて、気にしないでください。ボクが落第生かもしれないので。
本当にこの2種は悩みの種なんです。
ただセセリとしておけば楽なんですけどね(^^)
個体差とか、そのコの経歴とか、写っている角度とか・・・、
みんな同一条件じゃないものですから。
特に、イチモンジの方が個体差が幅広く感じます。
ボクなりの判定は、今日の更新時に載せたいと思います。
あくまでも個人的な見方なのですが・・・。
5がイチモンジって、
たくさん見慣れている証拠でしょうね。
写真になったものは、撮る向きで違って見えたりして・・・、
正確を記すには正対して撮れればいいのでしょうね。