春物ウォッチングin群馬の森
2015年 03月 22日
いつもならとっくにたどり着けているはずの距離も、延々と車中で過ごす羽目になった。
これでは時間がもったいない、ってことで、高崎の群馬の森公園に行き先を変更。
まぁ、ここならいざとなれば何か撮れるから、安全パイになる。
そうして撮ったものが以下の写真たち。
その中でも、サカキについては長いこと、ヒサカキをサカキと思いこんでいた。
両親から教わったし、回りの誰もがそうだと信じて疑わないでいた。
だいぶいい年になってから、自分にとっては珍しい常緑樹を撮って、
樹木検索図鑑で調べてみたら、それこそが「本物」のサカキだったのだ。
そう、本物は暖地生の樹木なので、北関東では育たなかったようで、
ヒサカキを代用で使っていたのだ。
みんながそう思えば怖くない・・・って、神主さんだってヒサカキをサカキにしていたもんね。
この頃は温暖化のせいで、けっこう本物のサカキが群馬にも見られるようになった。
でも、今回、本物は登場しないのだった(>_<)
こんな紅色を帯びた花色のもあるのに気づいた。
スズランの花がたくさん咲いているような、白いアセビ。
よく見ると、遠いけれど今年初見のテングチョウが。一応押さえた。
アケボノアセビはきれいなのに、テングチョウは来ていなかった。
トサミズキにもテングチョウが来ていたが、遠すぎて花だけ撮った。
キタキチョウは今年初めて撮れた。
タチツボスミレの花も、今年の初見。
ハンカチノキの、根本から出た太い徒長枝の先端の芽と落葉痕。
せっかく咲いたハクモクレンを、ヒヨドリが食べていた。美味しいのだろうか?
ヒサカキの花の香りは、昆虫をたくさん集めています。
コツバメやテングチョウ、ハチさんたちも来ていたりします。
アセビの花にも蝶がよく来ていますね(^^)
アケボノアセビは、ピンクで綺麗なのに何故なんでしょうか?
香りが違うのかしら・・。
美しく咲いたハクモクレンもヒヨドリに
食べられちゃうんですか~。
面白いですね(^o^)
私もハクモクレンを食い散らかしているヒヨドリを見ました。
こんな時に可愛くない!と思います。
白いアセビのアップに何か昆虫がいますね。
この写し方気に入りました。
ヒサカキの花は、今まであまり関心が向きませんでした。
特にここのは日陰にあって目立たなかったし・・・。
改めてよく見ると可愛い花だったのですね。
ヒヨドリは、花が咲いているとたいがいは見かけますよね。
これからサクラが咲くと、スズメのいたずらも始まりそうです。
ヒサカキ自体が暗いところにあることが多い上に、
枝の下側にぶら下がるように咲いているので、
咲いていても目立たないですね。
ハンカチノキも、根本から太い枝が伸び上がっていたので、
撮る気になれました。
大きな樹になるととてもじゃないけど、撮れません。
ヒサカキの花って、今まであまり気に止めていなかったので、
ピンク系のがあるのもこの時初めて知りました。
白いアセビの虫は、たぶん蚊の仲間のオスだと思います。
もう出ているんですね。
ヒヨドリはホントに憎らしいほど逞しく生きていますね。
ヒサカキの撮影は、マクロレンズでも接近しないので、
5.6の絞りでシャッターは1段アンダーに設定して、
内蔵ストロボを発光させて撮りました。
けっこうストロボの光も回るので、
リングライトでなくても大丈夫でした。