戻っていたコクチョウさん
2015年 02月 28日
昨日、ヒレンジャクを撮りに行ったのだが、とても撮れそうな環境ではなかった。
そこで同じように暇そうな鳥撮りさんの情報で、コクチョウが1羽だけ戻っていると聞いた。
それならばそっちの方がまだ良いか、ってなことで烏川に行ってみた。
いた。先客のカメラマンさんが数人、コクチョウを狙っている。
1羽だけになっていて、寂しげな雰囲気を漂わせながら、ほとんどの時間は動いてくれなかった。
それでもパンが投げられると、横暴ぶりは相変わらず発揮されていた。
これだけ食欲も元気もあれば、ひとりでも大丈夫だろう。
ボクは寒さに負けて早々に引き上げることにした。
ひとしきり羽繕いが終わると、パタパタで締める。
しばし休憩タイム。閉じたまぶたは白かった。
誰かがコハクチョウにパンを投げ始めると、近づいていく。
先に食べていたコハクチョウを威圧しながら、パンの方へ。
悠々とパンを独り占め。
翅の先や、くちばしにも白い部分があるのですね。
瞼が白くて、可愛いですね~(^^♪
コクチョウは全身まっ黒けじゃないところが面白いですね。
こんなところも白いのか・・・って気が付くと興味深いです。
ついでにしっぽも白かったら、笑えますかね(^o^)
コクチョウは体の大きさは意外と小さいのに、
気は強いですね。
大勢のコハクチョウの所に突っ込んでいって、
気迫で勝っているようです。
翼を拡げると白いのを撮ろうと、コクチョウ狙いのカメラマンさんは、
みんな辛抱強く待っていました。
コクチョウは埼玉県こども動物自然公園にもいるのに、
なぜかそこでは撮る気になりません。
やっぱり、事前の川にいることで被写体としての魅力が出てくるのでしょうね。
カメラを構えた皆さん、パタパタ狙いでした。
コクチョウが自然にいるのは、珍しいですよね。
以前、彦根城の堀にいるのを見たことがありますが、
自然のものではなかったと思います。
コハクチョウと張り合いパンを独り占めとは、
気が強いのでしょうね~(^^)
でも独りぼっちはちょっと可哀想ですね。
このコクチョウはおそらく元は飼い鳥だったのでしょうね。
前は2羽で仲良くしていたのですが、どこかに行っていて、
戻ったときは単独だったそうです。
人生色々・・・コクチョウも色々ということでしょうか。