観音山ファミリーパークで
2013年 06月 03日
今日はそこで見かけた植物や虫を撮影してきました。
ウグイスカグラ
春に、ピンクの釣り鐘のような形の、小さな花を咲かせて、春の訪れを告げてくれる。そして今頃になると透明感のある可愛い実が紅色に熟す。子供の頃には見つけると喜んで食べたものだ。梅雨時の楽しみ。このように和毛のあるのは、ヤマウグイスカグラというのだろうか?
モミジイチゴ
これも子供の頃には熟すのが待ち遠しかった。春に白い五弁のバラのような花が咲いて、梅雨時になるとだんだん熟してくる。弁当箱に山ほど採って頰ばった記憶がある。その頃は甘いものに飢えていた。
ハナイカダ
葉っぱの上に花が咲くヘンな木だけれど、今日は実が大きくなっていた。熟すと確か黒っぽくなった気がする。この木も雌雄異株なのか、花が咲いた痕跡だけあって実が付いていない木も多かった。芽吹いたばかりの若葉の時は、山菜としても利用できるとか。ボクは食べたことはない。
ヤマボウシ
漢字では山法師と書いて、中央の花の集まりを坊主頭に見立てた命名だとか。4枚の白い花びらみたいなのは総包というのだそうだ。花が終わると、中央の「坊主」が赤っぽく熟し、ちょっと目にはクワの実を思わせる。ボクの親たちは「やまぐわ」と呼んでいた。実が付くほど大きくなった木はお目にかからなかったので、子供の頃にその実を食べられなかった。オトナになって試食してみたが、あまり美味しくなかった。
ヤブジラミ
いわゆる「ひっつき虫」で、藪を歩いているとこの実がやたらと衣服に付いてくる。実の一つ一つを見ると、確かにシラミっぽく見えないでもない。早春にこの草が生えてくると、まるでニンジンのようで食べられそうな気がする。試食してみたが、ザラザラした舌触りで全く美味しくなかった。
オジロアシナガゾウムシ(?)
ゾウムシという名にふさわしく、まるでゾウさんの鼻のような頭をしている。体全体も堅くてそれもゾウさんっぽい。この仲間はすぐ「擬死」という死んだふりをしてぽろっと視界から消えるので、刺激をしないように撮らないといけない。この個体も、この後すぐに落ちて、二度と見つけることができなかった。
モミジイチゴが弁当箱いっぱいにとれるなんて、すごい田舎(里山)ですね。
今だったら、高級食材ですね (^_-)-☆
木の実、草の実、だいすきです。
接写撮影が多いですね!ピンがしっかりしていてお見事です。
木の実・7草の実って本当に面白いものがありますね。
食べた思い出が多いのは、きっと育ちがプアだったから(T_T)。
でも、リッチな人には味わえない楽しみがあったことも確かですよね。
接写は日頃見えない世界が見えて、楽しいですね。